20代看護師のラクちんUターン転職

若い看護師Uターン転職のデメリット&メリット

最近、若い看護師=第二新卒のUターン就職希望が目立っています。
あなたにも当てはまるかもしれませんが、その理由は
田舎暮らしがしたいとかじゃありませんね。

 

背景にあるのは、四年制看護大学の増加です。
従来は看護師資格を得るためには=看護師になるためには
看護専門学校へ進学するのが一般的だとされてきました。

 

しかし、少子化の一方で大学の数は増える傾向にあり、
短期大学の経営悪化による四年制大学への移行
女子大学の共学化、新規学部の増設が進んでいます。

 

この流れで、不況下でも就職率ナンバーワンといわれる
看護師資格を取得できる、四年制看護大学の新設や看護学部の
新規開設などが相次いで起きました。

 

慶應大学などでも大学の合併により看護学部を設けるなど
総合大学でも医療系学部の充実には余念がありません。

 

四年制看護大学のメリット

四年制看護大学、看護学部のメリットは、その資格取得の多さ
にあります。もちろん高齢化社会のなか
日進月歩の医療レベルの進化に対応するために
看護知識、看護技術の高度化という社会の要請もあります。

 

四年制の看護系大学にいくと、助産師と保健師の受験資格を
得られることが挙げられます。さらに養護教諭の資格が同時取得できる
場合もありますね。
もちろん、看護師専門学校より1年間、学習期間が長いとはいえ
助産師や保健師と看護師資格の同時取得はハードルは極めて高いもの
となります。

 

それでもいま、看護系の四年制大学は国内に140程度まで
増えているのです。

 

今起こっていることの深層海流

本題に戻ります。
四年制看護大学は主に東京を中心に首都圏
大阪、京都、神戸を主に関西圏
さらに政令指定都市の札幌、仙台、名古屋、福岡などに
集中しているのが現状です。

 

また、偏差値の高い看護系学部看護科も都会に集まっており、
全国から優秀な受験生が応募しているのが現状なのです。

 

いままであれば、文学部や家政学部、法学部、経済学部を目指す、さらに
就職に有利な難関大学を目指していた層の一部が、高偏差値看護大学
に転進してきているのが実態だろうと思われますね。

 

例えば、慶応大学、上智大学、同志社女子大学などブランド大学の卒業生と
いう肩書を得ながら、看護師資格を取得できるのは大きな魅力となっているようです。

 

また、四年制を出ると、就職の選択肢も大きく広がります。
母校の大学病院や系列の総合病院への就職がすんなりと決まることは
常識です。

 

では看護師の高学歴化の問題とは

では、四年制看護大学を卒業した看護師の問題はなんでしょうか?
それは、大学を中心として新卒時に就職先を決定するので
都会で病院勤務を始める看護師が圧倒的に多くなるという現実です。

 

この記事をごらんになっているあなたもそうではないですか。
せっかく都会の四年制看護大学を出たのだから、高度な看護技術
を習得できる大学病院、総合病院に勤務したいと思って、都会に
住み続けていませんか。

 

今起きているのは高学歴看護師の都会集中問題なんですね。
さらに、問題を複雑化させているのは、これまた少子化です。
田舎にいるあなたの親御さんにとっては、あなたは一人っ子であり
一人娘かもしれないですし、兄弟がいるといっても娘は一人かもしれません。
(看護師に占める女性割合は90%というデータで話しています。)
男性看護師でも一人っ子が圧倒的に増えています。

 

地方出身の四年制看護大学出身者の多くが、実は
地元、または地元近くで暮らしたいと思うケースが出てくるのです。

 

っていうか、実家ってラクちんじゃん

それが看護師のUターン就職増加の真因なのです。
1年目、慣れない新卒看護師として覚えることばかりで
職場の人間関係に疲れて故郷に帰りたいと思います。
大学生のころは学業は忙しくてもそれなりに合コンやサークルも
あったし、周りもチヤホヤしてくれた。いまでは残業や夜勤、交代勤務に
追い回される日々。
2年目、1年目の繰り返し、忙しさは変わらない。どこか慣れた部分もあるけど
雑用と日々の勉強は減らない。
3年目、けっこう慣れたけれど、これがあと1年も2年も続くのかと思うと
私のプライベートはどこにあるのと思い始める。部屋の掃除も洗濯も満足に
できていない。ましてや趣味の習い事など夢のまた夢。

 

ハイ、あなたに当てはまりませんできたか、
早い人は1年目でもUターン転職を考えて、実行しています。
慎重派の人でも2年目で考えて翌年に動きます。
3年目になるとこの流れは止まりません、
奨学金の返済義務が免除されるケースもありますからね。
3年満期、または4年満期勤続完了はお礼奉公の終了を意味したりしますから
最高のUターン就職の黄金期かもしれません。

 

ま、実家暮らしは楽です。朝晩の食事はお母さんが作ってくれるし、
あれほど鬱陶しかった父親も何かと相談にのってくれたり、駅や職場まで
マイカーで送ってくれたり、奮発して通勤用にあなたにクルマを買い与えたりも
してくれます。

 

実家の援助は同居しなくてもありがたい

実家暮らしが不可能でも、近くに親が住んでいるというのは
物心両面での支えになります。
中学高校の仲の良かった同級生とまたつるんだりすることも
当然のように出てきます。

 

そういう環境にいると、地元つながりで恋愛対象が何人も出てくるのも
当然ですね。ジモティは人脈がどんどん繋がっていきますから、男女を問わず
交友関係は密になり、幅広くなります。

 

大学進学時に田舎って、面倒くさいな〜と思ってきたものが
社会人になってまんざら悪くない、むしろ心地よいと感じるものです。
それはあなたが大人になった証拠でもあるのです。

 

それでも都会暮らしが捨てられないという
アーバン派のあなたは、これ以上読んでもムダなので
この辺で終了したほうが時間の節約になります。

 

では、どうやって情報をゲットする?

ハイ、さきを急ぎますね。
簡単にUターン就職するといっても
好条件の看護師転職先はどうやって見つけるの
という問題にぶち当たりますね。

 

一般の会社員なら都会から故郷という場合
あまり条件のいい就職先はありません。
普通の中規模の県なら、優良企業って両手もいかないくらいです。
そして、銀行や新聞社、テレビ局などの地元を代表する企業には
中途入社では無理なのです。

 

看護師であれば、いろいろと選ぶことができます。
医療技術を錆びつかせたくなければ総合病院系
もう残業もしたくないし、夜勤もいやというならクリニックもありますね。

 

都会ほどは選択肢は豊富ではないですが、看護師は田舎でも
かなり条件面で優遇される、完全な売り手市場なのです。

 

そこで問題は都会にいながら、田舎で職探しという場合です。
いまいる病院は簡単に辞めさせてくれませんよ。

 

看護師業界では引き留めは当たりまえ

あなたのために言いますね。
ずるずると引き延ばし
辞めることを理由もなく拒否
交代人員が来て、引き継ぎが終わってから
1か月後にまた面接、それが無限ループ

 

ザ・引き留めです。
聞いたことがありませんか、看護師の退職がすんなりと
いかないって。
もちろん、あなたが完璧な鉄の女で
「労働基準法により二週間前の通告で退職届は受理されるはず
労働基準局に相談します。」
といえば二週間後には当たり前のように退職できます。

 

が、さすがにここまで言い切る人は、見たことがありません。

 

どこかで誰もが人には悪く思われたくないのです。
看護師には八方美人タイプが多いです。

 

結論からいうと
働きながら、地方での就職活動をして
内定をコッソリともらってください、というのが最良の方法です。

 

コッソリ転職の秘訣

あくまでも、転職先に内定をもらうまでは職場にも
上司にも同僚にも秘密です。
必ず、横やりが入りますから。

 

相談すべきは
そう、あなたの完全に味方になってくれる専門家です
更に言うと看護師転職のコンサルタントなんです。

 

どこにいるかって、
看護師転職支援会社って聞いたことありませんか?

 

悪い噂もいい噂も聞いたことがあると思います。

 

実態は
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