看護師転職とっちが損する?ハローワークとナースセンター比較

看護師が転職するにはハローワークそれともナースセンター

 

看護師が利用するならハローワークがいいでしょうか?
それともナースセンターが有利でしょうか?

 

この質問をしている看護師はオワコンですよ。
ナンセンスです

 

冒頭から失礼なことを言いましたが、
結論はもう10年以上前から出ています。

 

ハローワークにはいい求人がないとはいいませんが、
早い者勝ちです。

 

理由はハローワークでの求人では
看護師というカテゴリーにおいては
全員を平等、無差別に扱うという
お役所仕事の弊害があるからなのです。

 

ハローワーク=公共職業安定所は法律で
年齢による差別、性別による差別を禁じているので
看護師資格させあれば、もしかりに求職に来た人が
看護師資格を持っていれば、紹介状を出さないわけにはいかないからです。

 

また、あなたが無事に入職できたかどうかをもって
ハローワークの職員が給料が上がったり、下がったりという
成果給でもないので、言ってみれば右から左に流しておけばいいのです。

 

もちろん、病棟勤務がいいのか、クリニック希望なのか
夜勤をするのかしないのか、給与水準とか、勤務地などの
通り一辺倒のことは面接を受ければ質問してくれます。

 

でも、ハローワークの職員は医療従事者でもなければ
看護師資格を持っているわけでもないのです。
いってみれば素人。

 

専門職への転職支援は弱いのです。

 

では、ナースセンターはどうでしょうか?
ナースセンターは厚生労働省から委託を受けた
都道府県の看護師協会が運営しており、
看護師専門のハローワークといえる存在です。

 

あなたたちに馴染みのある看護師協会ですから、
信頼性は抜群です。

 

相談員も看護師資格を持っていますので、
悩みを共有し、診療科目、キャリア形成について
真摯に相談に乗ってくれます。

 

しかし、一方でハローワークでも
ナースセンターでも不満を爆発させる
先輩看護師が多いのです。

 

その不満のタネはなんなのでしょう?

 

それは転職先候補の病院の実情が分からないというものです。
代表的な例は、実際に残業代は支給されているのかどうか。
もっと詳しく言いうと、土日の研修会や時間外の勉強会
さらに引き継ぎ時間に恒常的に発生する時間外勤務手当の有無
などです。

 

労働基準法を厳格に守っている医療機関はおそらく
1%未満です。
残業代は打ち切りにしたり、タイムカードや勤怠表の管理で
上限を実労働=実際にした残業時間の何割に抑えるかという
ことを看護部長や師長、事務局は事細かに操作することを
病院経営者からお達しを受けているのです。

 

残業代はほんの一例です。
希望の診療科に配属を確約されるのか
マイカーやバイク通勤はOKなのか
看護師寮はあるのか、あるとしたらマンション借り上げタイプなのかどうか?
いろんなことを知った上で
あなたは転職先候補としてピックアップし
面接まで望みたいはずです。

 

さらにさらに、看護師業界では
病院、職場の人間関係がかなり重要なことは
あなたも痛感しているはずです。

 

パワハラ全開の看護師長
いじめ生きがいの先輩看護師
噂大好き、独身主任看護師などなど
魑魅魍魎、妖怪の世界かと思うほど
看護師界の人間関係っておどろおどろしいです。

 

じゃあ、どうすればいい
条件面は予習しましょう
人間関係はカンニングしましょう。

 

これって、転職業界における常識です。
専門用語ではマッチングといいます。

 

外資系企業や有名企業の高収入層の転職などでは
このマッチングがとても重要視されています。

 

能力が高いのは当たり前ですが、
その転職希望者が該当企業で本当に能力が発揮できるのかは
事前に知ることのできるリミットまでお互いに調査しておかないと
ミスマッチになって、お金をどぶに捨てる行為に等しくなってしまいます。

 

話しを戻すと、マッチングはミスマッチを減らす事前調査と
覚えておきましょう。

 

では、ハローワーク→ナースセンターときて
次に考えられるのは
民間版ナースセンターです。

 

こちらも厚生労働省の認可を受けた正式な企業が行う
転職紹介事業ですので、心配はありません。

 

しかも、求職者であるあなたには一円も料金を請求しません。
利用料はタダです。

 

ハロワと公的ナースセンター
そして民間版ナースセンターの違いは

 

ややこしいので、民間版ナースセンターは
看護師専門転職支援会社と統一しますが、

 

看護師専門転職支援会社はいうまでもなく
看護師転職のプロだということです。

 

あなたの出した条件には
即座に応えてくれます。

 

なぜかいうなら、圧倒的に多くの転職成功事例(なかには失敗事例)
がコンピュータサーバーに蓄積されているのです。

 

最大手の看護師転職支援企業では年間に10万件の
転職を手掛けています。

 

さらにあなたたちの先輩看護師がその医療機関で
どういう待遇を受けたのかを転職後面談等で
フォローアップしているのです。

 

だから、冒頭で述べた
残業代が実際には何割くらい払われているのか
福利厚生の実態
さらに、人間関係の本音の話などを
事細まかに知っている、というか仕事上知っておく事柄になっているのです。

 

よって、転職支援ということでいういと
ハローワーク=アマチュア(看護師業界のことは知らない)

 

ナースセンター=セミプロ(看護師業界には詳しいが転職は素人)

 

看護師専門転職支援会社=プロ(看護師業界に精通、転職業界の専門家)

 

ということが言えるでしょう。

 

もし、あなたが以上のことに興味があるのなら
看護師専門転職支援会社の
転職コンサルタントに相談してみるのもいいかもしれませんね。
(転職コンサルタント、転職アドバイザー、転職コンシェルジェなど
呼称は会社によって違います)